社長挨拶

社長挨拶

代表取締役 向山 孝明

株式会社石友は、日本で有数の宝飾品製造の集積産地である山梨に本社を置く、1969年創業の宝飾品製造メーカーです。
近年では、スーパーブランドへのジュエリーOEM提供、オリジナルジュエリーの企画販売等を行い、国内では非常に多くのお取引をいただいてまいりました。

当社をとりまく市場を見渡すと、昨今の経済状況等により、宝飾業界の国内市場はここ20年で9,691億円となり、いずれのメーカーも厳しい状況を余儀なくされています。

これらの環境を踏まえて、ジュエリーメーカーとして当社のお客様、とりわけ卸業者様や小売業者様にとって今よりももっとお役に立てる製品を作れないものだろうかと、お客様ひいては国内市場全体のことについて考え経営をしていかなければならないとの認識を持っておりました。全社的に考え抜いた末、国内の人口動態と高齢化に着目し、「いつまでもおしゃれに、健康に」をコンセプトに、開発着手からおよそ10年間かけて研究に研究を重ね「健康ジュエリーシリーズ・MO-1メビウス」を作りあげました。おかげさまで、この製品は当社の代表作となり、ご使用者様からも、販売者様からも非常にご好評いただいております。

また、当社でも国内にとどまらず、今後は海外市場を見据えた中での展開が必須となってくると考えております。とりわけ、アジア圏での展開は急務と考えております。海外展開への展望を語ることができるのは、リスクが高いという理由などからこれまで他の宝飾メーカーが避けてきた「自社生産一貫方式」を貫いてきた石友だからこそ実現可能な、製品づくりに対する幅広い知識と技術を有しているからに他なりません。海外展開においては、これらの自社の強みを活かして各国や地域に受け入れられるようなコンセプト・デザインを幅広く打ち出し、より各市場に直結したモノづくりに励んでいく所存です。

これらのように、石友が培ってきたジュエリーメーカーとしての技術と思いを礎に、お客様ひいては日本社会にとってお役に立てる製品の開発、販売をより推し進めて参る所存です。

また、市場のシュリンクにより、集積産地とはいえども業界従事者の減少は否めません。そこで当社では、10年後・20年後を見据えた職人およびデザイナーの育成に着手をしております。職人やデザイナーを自社で育成してきた石友だからこそ、質の高い丁寧な仕事を伝承していくことが可能であると自負しております。地域の産業の発展、ひいては業界の発展の担い手として今後も継続して作り手の育成に邁進してまいります。

とはいえ、よい製品づくり、よいサービスを行なうことは他でもない「社員」です。当社社員が幸せで未来に希望が持てる職場環境の整備、そして業界全体の牽引役として前途ある業界を作り上げていくことが社員満足につながり、ひいてはお客様満足につながると、石友では考えています。これから益々お客様にご愛顧いただけるような製品やサービスの提供を行なうためにも、社員満足度の向上を行い、地域にとっても業界にとっても、なくてはならない会社に成長させていけるよう精進してまいります。

進化し続ける石友に、ぜひともご期待いただければ幸いです。

代表取締役
向山 孝明

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