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心ここにあらざれば、技また鈍り。
このひと仕事に心を入れて。
デザイナーの洗練されたデザインとそれを具現化する職人の技術、そして人の手の入らぬ部分を受け持つ最新鋭の機械のちから。
これらの要素の結集が石友の技術力の礎となっています。
石留め
熟練の技が輝く
爪留め
爪留めとは、やっとこやナナコを使い、爪と呼ばれる小さな棒状の地金を倒して石を留める技術です。一般的には、4本爪がよく用いられています。爪留めとひとことでいっても、石と地金の素材によって、様々な爪の形があります。
最大の特徴は大粒の石も留めれるところ。強く抑えすぎてしまうと最悪の場合、石が割れてしまうこともあります。石に負担をかけすぎないよう、逆に石がとれてしまわないよう絶妙なバランスで調整しています。さらに、地金のラインをいかにキレイに魅せれるかが職人の腕の見せどころ。それゆえに爪留めは、エンゲージリングや色石を留める際に多く用いられています。
爪留めは、石留めやっとこを巧みに使い、石の傾きや配置など全体のバランスを整えます。熟練した職人だけがなせる技術です。
彫り留め
彫り留めとは、予め地金に穴を開けてあるところにタガネで石の大きさ一つずつに合わせて、地金を彫り、爪を作りながら留める技術です。
地金の装飾も楽しめるのが彫り留めの特徴の一つです。爪留めと異なり、細いラインをだすことは難しいですが、石と石との間隔が近いため、たくさんの石を使ったデザインにしたい場合は彫り留めは最適です。また、爪が小さいので、石全体を見せることができ豪華な印象になります。仕上げの際に、ドリルの力加減で地金の厚さによっては穴が貫通してしまうことがあります。その力加減は日々の仕事で培ってきた職人だからこそ実現できるのです。
レーザー刻印
正確で細やかなレーザー技術によって、刻み込まれる思い
レーザー加工とは、レーザー刻印機によって品物にレーザーを照射して、文字や柄などを彫りこむ加工です。薄い物なら、切り抜くこともできます。
特長としては、打刻のように圧力がかからないので、形状の細い物や、薄い物でも変形せずに加工ができることです。また、文字と文字の間隔や高さなどバラつきなく一定に打てるので、複数個の品物でも同じように加工ができます。
その他にも、自分で書いた文字や絵などをデータ化し、そのまま商品に刻印することが可能です。加工用のデータへ変換する際には、元の絵や文字からイメージが変わってしまわないように、微調整を行っています。また、曲面への加工の場合には、複数のブロックに分けて角度などの調整を行いながら加工したり、加工部分に直接肌が触れた時に引っ掛かりがないよう磨き、仕上げをしたりします。
石友ではそういった細かな部分にも細心の注意を払い、慎重に作業を行っています。
スタッフより
光造形機
造型とは製品の原型をつくること。
石友では現在、光造形機と手作業を組み合わせて原型づくりをしています。
こういった造型機が無かった頃は、職人が全て手作業で原型を作っていました。
今では短納期の実現や、試作品の製作をスピーディに行うため、こういった設備を積極的に導入しております。
しかし原型作りの最後は必ず職人が手作業で仕上げを行い、厳しい目で隅々までチェックします。
お客様と共有したイメージが具現化できているか、
この製品が完成に至り、身につけたエンドユーザーはどのように感じてくれるか、
そんな想いを馳せながら機械を使った工程が終わった後、
職人が心を入れて仕上げを行います。
この光造形機の利点ですが、
・規則正しい幾何学的な形を素早く、正確につくることができる。
・大量生産前に正確な形を検証できる。
・一点から試作品が製作できる。
・製品によっては手作業が入る前に掛かる時間が大幅に短縮できるので、短納期につながる。
このようなメリットがあります。
とても便利なものですが、機械を扱うのも人の手です。
いくら機械性能が高くなったとしても、
「心を入れてつくり、心を込めて売る。」
この石友の理念なくしては、ただの便利な機械で終わってしまいます。
今日も石友では、昔ながらの職人の魂と、最新の設備、そして全社員の「心」を込めて、
素晴らしいモノづくりに邁進しております。
スタッフより
鏡面仕上
熟練した匠の技が輝く
鏡面仕上とは、鏡のように映り込むような面に磨く技術のことです。
この鏡面仕上の魅力は、とにかく見た目が綺麗で、深みのある艶は高級感がでるところにあります。
石友では、お客様の喜ぶ「笑顔」を想い、一つひとつ丁寧に丹精込めて作っています。
磨き方でジュエリーの輝きは全く変わってきます。地金の美しい輝きは、磨き上げる職人の技によって成し得ます。
また、鏡面仕上では職人の技はもちろんですが、製造工程においていかに鬆を出さずに造り上げるかが重要です。石友では、一貫生産をしておりますので、その点においても常に品質向上に尽力しております。しかし、製造上どうしても鬆が出てしまうことがあります。そういった時に、いかにその鬆を消し美しく輝かせるかは、職人の腕次第。石友では、よりお客様にご満足いただけるような一品をお届けするため邁進してまいります。
熟練した匠の技が輝くのが、鏡面仕上です。ぜひ一度石友の鏡面仕上をご覧ください。
工場見学など、お気軽にお問合せください。
スタッフより
ある程度経験を重ねると人並みのことは出来て当たり前になってきます。出来ないと言われているものを自分の手でできるようになれば、幅も広がりお客様のご満足にもつながると思っています。だからこそ、問題があるもの、加工が難しいものに対して、とても意欲が湧きます。いろいろな方法で試みて挑戦していくうちに対応できるようになるので、常に「挑戦する気持ち」を忘れずに行っています。